萱株苗(かやかぶなえ)
治山工事で丸太柵工(木柵工)や丸太土留工、丸太筋工は萱株(かやかぶ)で緑化されています。萱株は現場周辺からススキを探して株を掘り取って株を小分けにして植栽に用います。ススキはあちこちに生育していると思われますが、探すと意外にこれが見つからず、見つかっても重機が入れる場所でなかったりします。場合によっては人力で堀り取りを行わなければならなかったりして以外に労力がかかります。こうした状況を背景に、萱株の代わりにφ2cmのススキの萱株苗が開発されました。萱株苗は軽量で植栽も容易です。種子から生産しているため植栽後は良好に活着します。
必要な時に必要な量の萱株苗を購入すれば、野外に生育するススキから萱株を作成する時間を削減できたり、掘り取った萱株が枯れない様に保管する必要もなくなります。
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