原っぱマットは薄層で取り扱いが容易なマット状の植物苗です。早期に在来種草地を創出したい場合や、屋上緑化などで使用することができます。また、現場で
ルートボール・ミニを植栽することで多様性の高い草地を創出することができます。
ルートボール・ミニは種子から生産する小さな植物苗ですので、地域の植物を用いた緑化を行うこともできます。また、設置した原っぱマットの上に様々な植物の種子を播種することもできます。
原っぱマットに使用されている植物は主にカゼクサ、チガヤ、チカラシバ、ノシバです。その他、必要に応じて生産することが可能ですので、ご相談ください。在来種草地をつくる場合には、植物の特性に応じて複数の種類の原っぱマットを組み合わせて使用することもできます。例えば、踏まれても強い植物にはカゼクサやノシバを用い、草丈がやや高く刈り取りに強い植物としてチガヤがあります。チカラシバはシカ不嗜好性植物でもありますから、シカによる食害で浸食を受けている場所に設置することも可能です。